<農のコースのポイント>

お百姓さんから直に土の力と食の力を学ぶ
農薬と化学肥料の危険性を知る
F1種、遺伝子組み替え作物の問題点を知る
有機農業(金子農園)を見学する
農のエコ術(わざ)を学ぶ

回数 月日 講義内容 講師
1・2 4月24日(土) 有機無農薬農業における土壌、堆肥 相原成行
在来種の種取と種の保管 林 重孝
3・4 5月15日(土) 暮らしの中の化学物質と農薬汚染の実態 辻万千子
エコプランツ、身近な薬草、植物で作る病害虫忌避剤 芝 静代

(課外1)
5月29日(土) 有機農法実践農場見学 金子美登
小川町下里農場
5・6 6月5日(土) 自然農法で草の根と微生物と虫が豊かな土壌をつくる 関野幸生
都市生活者の有機農業参加への仕組みづくり 田中正治

農のエコ術(わざ)を暮らしに活かそう

たとえば「堆肥」

落ち葉と生ゴミを活かして野菜とハーブの庭をつくります

エコ術(わざ)=eco-waza
環境を汚さない

写真

農のエコ術(わざ)説明する金子先生
踏み込み温床(2008年霜里農場見学会)
春野菜の苗を堆肥の熱を利用して育てる。
苗床の用の無くなった温床は畑の肥料になる。

まだまだある農のエコ術(わざ)

  • 野菜つくり
  • 堆肥
  • 在来種の種取り
  • コンパニオンプランツ
  • 家畜
  • 炭焼き
  • 雑木林
  • 合鴨稲作
  • 養蜂
  • バイオ燃料

食の安全は誰がつくるの?

受講生の授業レポート紹介

2007年

◆ セルフシーディングの有機野菜
講師:林 重孝 先生
(有機無農薬農業30年。自家採種で在来種の保存運動を日本中にひろめている)

 この日の授業は、前半は有機栽培の基本となる、土作り・堆肥作り、適期栽培について。特に、日本の風土にあわない代表のトマトの栽培法について、寝かせて南北植え、頭をとめずに蔓を伸ばす方法など、質問も飛びかい楽しいお話でした。

 後半は、本題の自家採種について。採種の基本は母本選抜。多収、耐病、味や色や形のよさなど、自分の気に入った形質の、自分なりの品種ができることが種取りのおもしろさだということでした。

 農薬、化成肥料に依存しない在来種を絶やすことは食の将来を閉ざすことに繋がる。

 遺伝子組み食物問題、など、採種の話は奥が深い。

在来種を大事にする有機栽培の
お百姓さんとつながりを持とう

庭で野菜をつくろう

お百姓さんのeco-wazaをつかって食べられる庭つくりをしよう。

イチゴやレタスやトマトのあるサラダガーデンを作ろう。